大矢根担当の今年度の調査論合宿(正式には「夏期学外実習」と呼びます)は、神戸市長田区御蔵地区の復旧・復興状況の踏査・聞き書きでした。
僕が「運営委員」という形でお世話になっている現地の「まち・コミュニケーション」(通称:「まちコミ」 : http://park15.wakwak.com/~m-comi/about/aboutus.htm#rinen)
に受け入れてもらって、二泊三日の合宿となりました。
事前にまちコミスタッフと打ち合わせをしていた通り、今年度の我々の調査合宿は、まちコミが現在取り組んでいる地元の『復興誌』作成・出版のためのデータ収集を一部お手伝いするという位置づけでした。
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合宿は以下のような流れで進みました。
【8月1日】
正午、JR兵庫駅集合。
午後1時、まちコミオフィス到着、ご挨拶等。
午後1~5時、まちコミスタッフによる御蔵地区および『復興誌』プロジェクトに関するレクチャー。
明日訪問するお宅に、聞き取りのペアで、事前のご挨拶に向かいました。
午後5時~、宿泊施設(男性:「結いの間」*1、女性:「古民家」*2)へ。
夕方は、各自、御蔵、長田区あたりを散策がてら夕食をとってみることとしました。
男性陣数名は僕の後を着いて来て、真野のまちづくり事務所を訪ねてみました。
女性陣はお好み焼きを求めて散策したようです。
*1:「結いの間」とは…、 現在情報整理中 http://machi-comi.homeip.net/m-comi/news/l/9912301.jpg
*2:「古民家」とは…、 現在情報整理中 http://machi-comi.homeip.net/m-comi/news/l/0405261.jpg
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地元・まち協会長の田中さん達に、今回の合宿地・御蔵の概要についてレクチャーして頂きました。田中さんは受講生の執筆した「調査企画書」を丹念に読み込んでいました。
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明日、お邪魔するお宅にこれから事前のご挨拶にむかいます。
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まちづくりのメッカ、真野のまちづくり推進会のオフィスを訪ねてみました。これから夏の諸行事についての打ち合わせがはじまるところでした。
【8月2日】
今日、『復興誌』プロジェクトのメイン=聞き書き、です。
受講生二人一組となって、まちコミが事前にアポをとってくれていたお宅にお邪魔して、被災後の生活経験について、一軒あたり1~2時間の聞き取り調査をしました。
午前中に一軒、午後に一軒と、二人二組のペアで二軒お邪魔しました。
午前中の出陣直前にサンテレビが取材に来て、我々の御蔵合宿の模様が昼のニュースで取り上げられました。
お宅ではなく、合宿所となっている古民家に来て下さるインフォーマントもいて、ここでの聞き書きの光景もサンテレビに取材されていました。
こうした外部の視線・評価にさらされ出して、受講生達も自分達が取り組んでいる作業の重要性を確かに実感しはじめたようで、生田での座学では見せなかった真剣な表情が垣間見られました。
夕方、三々五々聞き取り調査から戻ってきて、ノートや録音データを整理しつつ、その後のイベントに向けての準備に向かいました。
イベントとは…。 今晩は我々学生陣がを夕食を用意して、聞き取り調査でお世話になった地元の方々やまちコミスタッフをご招待しようというのでした。
受講生の1人・廣正さんが中心となって、今晩のメニューは特製カレーライスとサラダというメニューに決まりました。
米や肉は地元のスーパーで買い込みましたが、ジャガイモなどの野菜類は、まちコミが出石町・市民農園*3で栽培したモノをいただきました。
*3:まちコミの「市民農園の活性化支援ボランティア」とは…、 現在情報整理中
http://machicomi.blog42.fc2.com/blog-category-1.html
http://machicomi.blog42.fc2.com/blog-entry-1.html
午後5時、夕食の用意された古民家に地元の方々が集まってきてくれました。
聞き取りでお世話になった各ペアの学生が、インフォーマントの皆さんをご紹介し、乾杯の後、会食となりました。
今日一日、取材に来ていたサンテレビのスタッフの皆さんにも特製ディナーをたべていただき…。
さてその後、午後7時前から、近くの御蔵南公園で「河内音頭」の踊りの練習でした。
震災の慰霊のためにと、毎年続けられている盆踊りが、今年は8月8日にあるのですが、その一週間前の今日、踊りの練習が開かれました。
夕食会の後、みんなで一時間ほど、踊りの練習に参加しました。
古民家の片づけの後、手の空いた人から順に、近くの銭湯に向かいました。
そういえば僕が震災直後、緊急現地調査にこのあたりに来た際には、自衛隊の準備したお風呂があったり、近くの福原のソープランドが一般市民にお風呂を開放していたりと…。
そうした生活情報をくまなく拾い集めて広報していたのが『ディリーニーズ』というミニコミ紙で、それを発行していたメンバーなどが集い、今のまちコミにつながる活動が始まったのでした。
今日一日の様々な出会いやそこでの収穫に興奮さめやらぬ学生達は、夜遅くまで話し込んでいました。
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朝の出陣風景。 サンテレビが一日、同行取材。
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震災、そしてその後の生活再建過程について、丁寧にお話しして下さる皆さんと、真剣に耳を傾けノートをとる学生達。
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厨房に立つ廣正料理長。 カレーライスとサラダのディナーに地元の皆さんをお招きして。
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河内音頭の練習の後に記念撮影。 遅くまで議論が続きました。
【8月3日】
午前中は、この合宿の総括討論と、一部、昨日以来の調査(補足調査)が必要な学生ペアはそちらに向かいました。
正午をもって合宿は終了という公式日程になっていたのですが、そのことを知った地元の方々が、合宿所となっている古民家に次から次へと見えました。
スイカの差し入れまでいただいて…。
正午をもって合宿は終了しましたが、僕は個人的に補足調査を続けていた数ペアの戻りを待ち、午後3時過ぎ、現地合宿を閉じました。
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空いた時間には、まちコミの出石での収穫ブツ、今日はジャガイモの乾燥作業をお手伝い。 スイカの差し入れ、どうもありがとうございました。
●受講生には、夏休みの宿題として、以下の「三点セット」の作成・提出が、求められることとなりました。
①録音データのテープおこし(一言一句正確に文字化すること)
②まちコミ謹製「ヒヤリングシート」へ情報を記入しての完成
③各インフォーマントについての400~800字のとりまとめ(『復興誌』記載原稿)
お世話になった御蔵地区の皆さん、まちコミの宮定代表、戸田さん、吉田さんや皆々様、地元まちづくり協議会の会長・田中さん(兵庫商会の田中社長)、地元の皆さま、この度は本当にいろいろお世話になりました。
次回は東京で、河内音頭や蕎麦飯でお会いしましょう!!
専修大学社会学専攻一年生「基礎ゼミナール」(前期・大矢根担当)のクラスの皆さん。
遅くなりましたがここに、皆さんに前期末に執筆・提出していただいた「前期修了小論」をとりまとめてみました。
大学に入って初めての小論執筆で慣れないことばかり、なかなか苦労も多かったことと思いますが、このようなかたちになりました。一通り目を通してみてください。
まだ誤字脱字・文意不明の箇所も散見されますので、これに目を通してもらって各自修正をしてもらうことになると思います。
9月に印刷・製本できるようにしたいと思いますので、それまでの間に各自、校正をお願いいたします。
執筆ご苦労様でした。
PDFファイルで全冊を二分して置いておきます(ファイルが重すぎるので前半・後半の二つに分けました)。各自ダウンロード(プリントアウト等)してください。前半冒頭の目次で各自の執筆原稿格納箇所を確認してください。